こんな艦これは嫌だ その2


リアリティの追求。
夢も希望も、無いんだよ。
せめてゲームの中では幸せな記憶を。

空母の航空機が補充されない

免許がない!

戦闘飛行機のパイロット育成。すんごい大変です。
普通自動車免許だって、取得には2週間はかかりますよね?
一人前のパイロットの育成には、最低2年間の訓練期間が必要でした。

少年倶楽部

いつの時代も少年の憧れの的です

離陸ももちろんですが、着陸はとても難しい操作です。
雨の日、風の強い日、夕暮れ。色んな状況で操縦訓練を繰り返します。
地図だって読めないといけません。
はるか上空から爆弾を自由落下で投げて、高速移動する目標に命中させる。猛特訓の末に実現できる神業です。
ろくな無線機も無い中での、味方との高度な連携。ひたすらの訓練ですり合わせです。
敵味方の艦のカタチ。頭に叩きこまないといけません。誤爆なんてシャレになりませんからね。
育成費用は、パイロット一人で約2億円(現代価値換算)ほど掛かったそうです。

そんな貴重な人員。一度の戦闘で、数十人単位で失われていきます
勝ち戦でも損耗 0 ってわけにはいきませんし、負け戦ならもちろんのこと。
日本海軍は、開戦から4年ほどで、そのほとんどを失ってしまいました。
艦載機パイロットが居ない空母は、空っぽの状態で「おとり」として使われることになったりしました。

なお、アメリカ様
年中晴れの砂漠波の穏やかな巨大湖に浮かべた練習用空母
そういう便利なアイテムを使い、思う存分、大量のパイロットを育成なされました。
ずるい。

提督、お願いがあるんだけどさ

”アレ” ですか?

ええ、はい。
一応、飛行機を離陸させて飛ばす操縦基礎だけは、2週間ほどで身に付けることができますね。
自動車操縦で例えると、アクセルを踏むと進み、ハンドルを回すと曲がるところまで覚えた。そんな超絶若葉マーク状態

遠く敵艦の居る位置まで数百キロの道のり。ちゃんと飛ばし続けて辿り着くだけでも至難の業です。
レーダーで事前に察知して、待ちぶせしてる大量の敵戦闘機。襲われても、かわす術は教わってません。
いわんや、圧倒的な対空砲火の暴風雨をくぐり抜けて、高速で回避行動してる敵艦にピンポイントに突入することなんて。

ちょっとどうにもならないので、あの武器だけは、やっぱ止めておきましょうね。
……頼んだよ?

 

 

「熟練工徴発コマンド」で兵士が増える

お願い、熟練工

母港】画面より、【熟練工徴発】のコマンドを選びましょう。兵士が増えます
副作用により、新しく建造する兵器のステータス値が下がって行きますので、熟慮の上でご使用下さい。

なお、本コマンドを使わなくても、新規建造兵器のステータス値はやっぱり下がっていきます。
兵器の増産体制に入ると、工場は、臨時に大量採用されたド素人さんで膨れ上がりますので。

国を挙げて

ソロバンを使って、物理で殴る

素人でも安定した品質の製品が作れるよう、予め生産体制を整えることをオススメします。
生産ラインの分業化、工作機械の精度向上、各部品の規格化、検品チェック体制の強化
こういった対策が有効です。

じゃぱにーず えんじにありんぐ すたんだーど

部品の規格化は、特に重要です。
飛んでる内に各所のネジがすぐ緩んでくる飛行機なんて、乗りたくないですからね。
太平洋戦争当時の日本には、「JES 規格」というのが定められてました。現在の JIS 規格の前身です。

規格に適合した部品を作るためには、質の良い素材と高精度の工作機械が必要です。
これらは、主に外国から輸入してましたが、その外国との仲が悪くなり輸入がストップ
熟練職人さんが熟達した手作業の微調整で頑張るものの、いんせん数はこなせず、試験に合格する部品がなかなか作れません。
困りました。

「そうだ、規格に適合させるのが難しいなら、規格を緩めればいいじゃない!(ピコーン」
こうして、「臨時 JES 規格」というのが産まれました。
開戦前の 1939 年のことです。

だいたいあってる

少し、頭冷やそうか

 

 

戦果報告が正しくない

提督も悩まされる大本営発表

戦場での戦果確認。すんごい難しいです。
航空戦が主体になると、飛行機からの観測結果だけが頼りです。
要するに、遠くから肉眼で、豆粒みたいな敵艦の状態を確認するしかないわけです。

回避行動を取る赤城

これぐらいハッキリと見えたら運の良いパターンです

ある時は、敵艦の張った煙幕を。
ある時は、撃沈された味方飛行機が海面で火災を起こしているのを。
ある時は、火災を起こした輸送船を。
敵空母が燃えているものと誤認し、やがて沈むものと認識しました。

写真の中に何隻の艦が写っているでしょうか? (制限時間:3秒)


写真の中に何隻の艦が写っているでしょうか?
(制限時間:3秒)

戦果報告は、各飛行機搭乗員 → 現地司令部 → 連合艦隊司令部の順番で上がってきます。
飛行機搭乗員の報告内容には、願望が多分に含まれてます
戦友が命と引き換えに撃った魚雷。きっと当たっただろう、当たらなかったはずはない、絶対当たってることは疑いようもない!
報告を受ける側は、改めて確認する術はありません。信じるしかないのです。

これらをまとめた結果、「空母19隻と戦艦4隻を撃沈させる大戦果を上げました!」といった形になります。
なりました
実際には1隻も沈んでません。

海軍内でも「いや、いくらなんでもさすがにおかしいよね?」という声は上がりますが、改めて確認する術はありません。味方が命がけで得た戦果を、まさか疑おうっていうんですか?
敵国は世界中に向けて「ピンピンしてますよ」って報道を行ってますが、こうどなじょうほうせんかもしれないのです。きっと。

真に受けた提督、その後

さて、そういった味方からの情報を信じた提督。
残りは雑魚だろうと、ピクニック気分で残敵掃討に出陣。
待ち受けるは数多のフラッグシップ戦艦とフラッグシップ空母
駄目だこりゃ。

あっ・・・(察し)

かように戦果確認は重要なことでした。

 


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